2017

2017年12月16日

NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」 音楽虎の巻 サントラ


【ストーリー】 
井伊家当主・井伊直盛(杉本哲太)と妻・千賀(財前直見)の間には後を継ぐ男子がいなかった。そこで一人娘・おとわ(新井美羽)と分家の嫡男・亀之丞(藤本哉汰)を婚約させ、亀之丞を次の当主にするつもりだった。ところが井伊家は、実質的には強大な今川義元(春風亭昇太)の支配下にあり、亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士)は今川方に謀反を疑われて殺害されてしまう。亀之丞も命を狙われ逃亡し、以降行方知れずに。 直満の謀反を今川に告げて井伊家を窮地に陥れたのは、家老の小野政直(吹越満)とうわさされる。政直は自分の嫡男・鶴丸(小林颯)とおとわを婚約させようとするが、おとわは亀之丞とのある「約束」を守るため、誰とも結婚できないよう出家してしまう。こうしておとわは「次郎法師」として暮らすことになる。駿河の今川、甲斐の武田、三河の徳川と3つの大国が虎視眈々(たんたん)と領地をねらう中、資源も武力も乏しいこの土地で、頼るべきは己の知恵と勇気。直虎は、仲間と力を合わせて国を治め、幼い世継ぎの命を守ってたくましく生き延び、その後の発展の礎を築いた。彼女の原動力となったのは、幼いころに約束を交わしたいいなずけへの一途な愛。愛を貫いて自らの運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。
 

 
【キャスト】
井伊直虎 - 柴咲コウ
井伊直盛 - 杉本哲太
祐椿尼 - 財前直見
井伊直親 - 三浦春馬
しの - 貫地谷しほり
井伊万千代 -菅田将暉
小野但馬守政次 - 高橋一生
瀬戸方久 -ムロツヨシ
傑山 - 市原隼人
龍雲丸 - 柳楽優弥
徳川家康 - 阿部サダヲ
瀬名 - 菜々緒

【サントラ】 
戦国時代に男の名で家督を継いだ井伊直虎(いいなおとら)を主人公にした、2017年NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」。愛を貫いて自ら運命を切り開き、戦国を生き抜いた女の激動の生涯を描く。音楽は、東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」やNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」ほか数多くのドラマ・映画・アニメ・CMの音楽を手掛ける作曲家・音楽プロデューサーの菅野よう子が初めて大河ドラマを手がける。演奏陣には世界的アーティストが集結、テーマ音楽は今最も注目のパーヴォ・ヤルヴィ指揮 NHK交響楽団にスーパー・ピアニスト、ラン・ランが参加、さらに大河ドラマ紀行には日本を代表するヴァイオリン奏者・五嶋みどりを迎え、音楽面でもかつてないほどの超一流の布陣が実現した。菅野独自の多彩な音パレットから縦横無尽に繰り広げられる、疾走感に満ちた雄大なオーケスラ・サウンドから室内楽やピアノ・ソロ演奏まで幅広い音楽性で描き出す、絢爛豪華な音絵巻。

【楽曲】 
1. 天虎~虎の女 (TVサイズ)
2. 虎口
3. 始
4. あばれ
5. 井伊ドンキ
6. 弱き心
7. 女子にこそあれ
8. めでた目出たや(怒)
9. 竜宮小僧のうた
10. 亀の笛
11. 虎の夢
12. 跳ね虎
13. 脇差し
14. 月船
15. 浜名の風
16. 橘
17. 天虎~虎の威
18. 天虎~虎の子
19. 天虎~虎の女
20. 天虎~虎の尾
 
【口コミ】 
・これほど心を動かされた大河ドラマには、出逢ったことがなく…。柴咲コウが歌う「わたしが竜宮小僧だったとき」。ドラマが丁寧に描いて来た美しく小さな井伊谷の、あまりに過酷な、言語を絶する戦国の嵐に翻弄されるさま。そんな中雨の音に、茜雲に、稲穂の波の中を、青い月の下で…人のために尽くすべく駆けずり回る竜宮小僧の姿が見え隠れするような、しっとりと冴える歌声。泣かんでくらりょ…♪ と優しく歌われたら、逆に涙を禁じ得ません。ドラマにはいったいどのような結末が待っているのでしょうか。とわの泉となろう…と竜宮小僧の泉下の決意を耳にするたびに、心が震えます(;_;)。「井伊道」は、パーカッションと尺八が加わってアレンジされていますが小野但馬守政次が、折れた脚を引きずりながらも真っすぐな目をして処刑場に向かう場面で、印象的に使われていた曲です。でも、想いは決してあの悲劇には留まらずその後に決意と希望に満ちた「団」の力強いアレンジに続いてゆく…“途方もない夢”を紡ぎ、繋いでゆく直虎の、万千代の、井伊谷の人々一人ひとりの姿が浮かび上がってくるような音楽です。おとわが成長した山の松を甚兵衛に報告し家康が駿河を取った祝杯を、信康と瀬名に静かに捧げるとき亡き人が見守っているであろう空に、ケルトの笛の如く龍笛が大らかに響き渡る「途方もない夢」。片翼をもぎ取られるような苦しみと悲しみを乗り超えてきたからこそ、“断固として戦わない行き方”は決して「途方もない夢」ではなく“やってみねば、わからぬではないか!”と私たちは信じることができる…。

・この前のイチトラ、ニィトラと鶴のうたは、みんなそれぞれの鮮明なイメージを持っていますが、完結編となるこのサントラは、多分最後ということで、色々な感情を一気に入れなければならない、そんなような気がしました。おかげで曲を聴きながら様々な衝撃を受けていて、前とは違って複雑な体験を味わいました。そこで一番気になるのは最後の曲「操」、1分半ぐらいの短い曲なのに、「亀の笛」に加えてギターやストリングスだけで物凄く重い空気ができたのはとても不思議だと思っています。もしかしたら、こんなふうに菅野さんが直虎の物語の終末を解釈するってこと。そう考えたら、ますますこのアルバムの重さを感じました。流石、終盤の辛さ(笑)。あと何より、またまた未収録曲が沢山あるのは、一番残念なところですね。この後完全盤BOXが出られること、心から期待しています。絶対買うので、ソニーさんNHKさんそして菅野さん、お願いいたします!



stkmania at 04:22|PermalinkComments(0)